クロアチアおふくろの味 サルマの作り方

もう11月も半ば・・・!
ザグレブはすっかり冬の空。先月26日でサマータイムも終了し、日が一気に短くなりました。
17時頃には暗くなってしまうので、仕事が終わり家に帰るころにはどっぷり日が暮れています。

こんな寒い日の夜は、体も心もポカポカ温めるためにお鍋やおでんでも食べたくなりますが、クロアチア人はサルマが食べたくなるよう。「サルマ」とはクロアチアを代表する家庭料理のひとつで、クロアチア版“おふくろの味”なのです♪

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(最近わが家の食卓にもよく登場するサルマ)

「サルマとは何か?」を、ひと言でで説明すると”クロアチア風ロールキャベツ”。

“キセロクプス”(kiselo kupus)と呼ばれるキャベツの葉を発酵させたもの(要するに、キャベツの漬物)でお米入りの肉団子を巻いて煮込んだ食べ物で、クロアチア料理を代表する一つです。(※クロアチア語で“Kiselo(キセロ)”は「酸っぱい」、“Kupus(クプス)”は「キャベツ」という意味)

クロアチアのおふくろの味の定番ですが、その起源はトルコ料理の「ドルマ」だと言われています。

Wikipediaによると「ドルマとは辛味の効いた、米、タマネギ、挽肉、香味野菜などの混ぜものをキャベツの葉やブドウの葉で包んだ料理。あるいは中をくりぬいたナス、パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃなどに詰めた料理のこと。中央アジアから北アフリカまで広く分布する料理である。ドルマには肉の入るものと入らないものがあり、肉の入るドルマは温菜となるが、肉の入らないドルマはオリーブ油で調理して冷菜として食べることもでき、ベジタリアン向けの副菜ともなる。」とあります。

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(写真の出典)

トルコでもよく見かけるぶどうの葉に巻かれたドルマ。
サルマよりも少し小さくて食べやすいサイズ!

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(写真の出典)

↑  パプリカ詰めのドルマもおいしそう~♪

クロアチアのパプリカの肉詰めは、黄緑色のパプリカを使うのが一般的ですが、トルコでは赤パプリカや黄パプリカもドルマによく使うのでしょうか??

ちなみに、パプリカの肉詰めは「夏版サルマ」とも言われ、米の入った肉団子をサワーキャベツの代わりにパプリカに詰め込んだ料理。パプリカの旬である夏によく食べられる家庭料理です。

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(写真の出典)

↑ これはなすびのドルマみたいですね!

「サルマ」と「ドルマ」。
確かに発音がよく似ていますよね。
昔、トルコに遊びに行ったときドルマを食べましたが、私が食べたドルマはサルマとかなり味が違っていた気が・・・。ドルマの方がちょっぴりスパイシーだった記憶があります。

サルマの中身は決まっていつもお米入りの肉団子。そして肉団子を包むものは決まってサワーキャベツ。一方ドルマはぶどうの葉っぱを使ったものが一般的なようです。

ちなみに、“サルマ”とはトルコ語で“まかれたもの”を意味するそうです。
クロアチア料理はオーストリアやハンガリー、イタリア、トルコなど、地理的、歴史的に周辺諸国の影響を受けたものがとても多いのですが、サルマにもそんなクロアチアのお国事情を垣間見ることができます。

夏はパプリカの肉詰めをしょっちゅう食べていましたが、これから当分はもっぱらサルマを食べることになりそうです。

最後に ザグレブ、そして東京(!)で「サルマ」が食べられるレストランをお伝えします。

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日本のガイドブックでもよく紹介されているレストランPurger(プルゲル)。
1932年創業の老舗レストランで、ザグレブで有名なクロアチア料理店です。

先日友達と久しぶりにプルゲルに食事に行ってきましたが、前菜のスープの大きさにビックリ仰天しました。どれも結構ボリューミーなので、プルゲルでお食事の際は注文のし過ぎに気をつけてください~!

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東京でサルマが食べられるのは、京橋にあるレストラン「ドブロ」

サルマ以外にも様々なクロアチア料理が日本で食べられるレストラン・ドブロは、クロアチアファン行きつけのとっても素敵なレストランです♪

サルマを食べて心も体もホクホク♪冬をがんばって乗り切りましょう~!

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カテゴリー: FOOD